Windows Insider Preview
[詳細設定]設定ページに仮想ワークスペース関連のオプションも集約
コンテナー、仮想マシン プラットフォーム、Windows サンドボックス、Hyper-Vなど
2025年11月27日 08:36
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
米国時間11月17日にRelease Previewチャネルでリリースされた「Windows 11」Build 26100.7296/26200.7296(KB5070311)では、「設定」アプリの[システム]-[詳細設定]ページが拡充されているとのこと。
[詳細設定]は開発者向けのオプションを集約した比較的新しい設定ページで、「エクスプローラー」の「Git」統合、[タスクの終了](End Task)オプション、「Sudo」コマンド、開発者モードなどを有効化できる。2025年9月プレビューパッチ「KB5065789」より展開されているので、すでに多くの環境で利用可能になっているだろう。
「KB5070311」では、この[詳細設定]設定ページで 仮想ワークスペース を有効化できるようになった。具体的には、新設の[詳細設定]-[仮想ワークスペース]設定ページで以下の機能をON/OFFできる。既定はすべて無効。
- コンテナー
- 保護されたホスト:「ホスト ガーディアン サービス」(HGS)と呼ばれる仮想化技術を活用したセキュリティ機能に関するオプション
- 仮想マシン プラットフォーム
- Windows ハイパーバイザー プラットフォーム
- Windows サンドボックス
これらの多くは、[Windows の機能]ダイアログ(Windows の機能の有効化または無効化、optionalfeatures)で提供されている開発者向けのオプションだ。古い[Windows の機能]ダイアログではなく、モダンな「設定」アプリでも有効化できるようにした改善と考えてよいだろう。編集部では確認できなかったが、いずれは「設定」アプリの検索などで簡単にオプションを見つけられるようになるはずだ。
加えて、仮想化技術「Hyper-V」のツールやコンポーネントもここから有効化できる。既定はすべて無効。
- Hyper-V GUI 管理ツール
- Windows PowerShell 用 Hyper-V モジュール
- Hyper-V Hypervisor
- Hyper-V サービス
一般ユーザーがここを触ることはあまりないが、アプリ開発者やIT管理者は覚えておくとよいだろう。
















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