レビュー
4万を超える医療用語を収録したオープンソースの変換辞書「DMiME」
「Google 日本語入力」用のユーザー辞書ファイル。「Microsoft IME」などでも利用可能
2016年10月18日 06:00
「DMiME」は、医療用語を収録したオープンソースの変換辞書。「Google 日本語入力」用のユーザー辞書ファイルとなっており、“OSDN(旧SourceForge.JP)”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
40,000を超える医療用語を収録した変換辞書。“ORCA PROJECT”が開発している「かな漢字変換用医療辞書」のv0.3をベースに作成しているという。ライセンスは「かな漢字変換用医療辞書」のライセンスを継承したGNU GPL v2.0となっており、改変と再配布が可能だ。
「DMiME」は「Google 日本語入力」向けのユーザー辞書ファイルとして開発されており、「Google 日本語入力」や「Mozc」ならば簡単にインポートできる。「Google 日本語入力」の場合は、まずプロパティダイアログの[辞書]タブにある[ユーザ辞書の編集]ボタンを押す。すると辞書ツールへアクセスできるので、[管理]メニューから「DMiME」(DMiME-0.3.txt)をインポートしよう。
「Microsoft IME」で「DMiME」を利用したい場合は、「DMiME」をテキストエディターなどで開いてShift-JISエンコードで保存し、それをユーザー辞書ツールの[ツール]-[テキストファイルからの登録]コマンドでインポートすればよい。
ソフトウェア情報
- 「DMiME」
- 【著作権者】
- Kmm 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux/Androidなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.3(16/09/29)