レビュー
「Microsoft Edge」で保存されたCookieを一覧表示できる「EdgeCookiesView」
“クイックフィルター”機能でCookieを絞り込むことも可能
2018年4月18日 06:00
「EdgeCookiesView」は、「Microsoft Edge」で保存されたCookieを一覧表示するツール。「Windows 10 バージョン 1709」(Fall Creators Update)以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトから利用できる。
「Microsoft Edge」が保存したCookieを閲覧したり、さまざまな形式でエクスポートするためのポータブルツール。「Windows 10 バージョン 1703」までの「Microsoft Edge」は、2002年に開発された「Internet Explorer」向けの古いツール「IECookiesView」でCookieを取得できていたが、「Windows 10 バージョン 1709」の「Microsoft Edge」は履歴やキャッシュといったデータとともに“WebCacheV01.dat”というデータベースに保存する仕様に変更されているという。そのため、最新版「Microsoft Edge」のCookieを閲覧したい場合は、新しい「EdgeCookiesView」を利用する必要がある。
本ソフトは「IECookiesView」と異なり、不要なCookieを選択して削除することはできない。しかし、保存されたCookieの一覧や詳細情報の閲覧、ファイル出力などは可能。こうした機能は「Microsoft Edge」に備わっていないので、役に立つこともあるだろう。
さらに、[Ctrl]+[Q]キーを押して“クイックフィルター”機能を有効化すれば、Cookieをホスト名やCookie名でフィルタリングすることが可能。目的のCookieを探したり、特定のサイトに関連するCookieのみを抽出したりすることができる。
なお、「Internet Explorer」の場合は前述の「IECookiesView」が利用可能。そのほかにも、「Google Chrome」用の「ChromeCookiesView」や「Firefox」用の「MZCookiesView」がラインナップされている。
ソフトウェア情報
- 「EdgeCookiesView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.00(18/04/01)