“Amazon”での買い物トラブルを減らすGoogle Chrome拡張機能「AmazonSeller Filter」

「AmazonSeller Filter」v0.0.5

　「AmazonSeller Filter」は、“amazon.co.jp”の商品検索結果を“Amazonが販売・発送する商品”に限定する「Google Chrome」用の拡張機能。編集部にて「Microsoft Edge」でも動作することを確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

　“Amazon”での買い物にはコツがいるが、なかでも出品者と発送者を吟味するのは大切だ。これを怠ると、買った後に商品が中国からの発送と判明して到着まで何日も待たされたり、商品の説明ミスや初期不良の返品でトラブったりすることがある。

　こればかりは数をこなして自分なりに“見る目”を養うしかないが、簡単に“地雷”を避けることができる方法が1つある。検索フィルター機能を使って、出品者を“Amazon”に限定してしまう（“Amazon マーケットプレイス”から出品された商品を避ける）ことだ。検索に引っかかる商品は少し減ってしまうが、無用なトラブルを手っ取り早く避けることができる。

　方法としては、URL末尾に“&emi=AN1VRQENFRJN5”や“&rh=p_6%3AAN1VRQENFRJN5”というパラメーターを追加する方法が知られている。コピー＆ペーストしたり、IMEの変換辞書に入れたり、ブックマークレットにして利用する方法がブログなどで紹介されているのを目にしたことのあるユーザーもいるのではないだろうか。しかし、いずれにしてもPCの入門者には少し難しいかもしれない。

　そこでお勧めしたいのが、「AmazonSeller Filter」拡張機能だ。本拡張機能をインストールしておけば、“Amazon”で商品検索する際、先ほどのパラメーターを自動で挿入してくれる。機能のON/OFFも拡張機能のボタンをクリックするだけで行えるので手軽だ。

「AmazonSeller Filter」がOFFのとき。スポンサー商品などが大量に検索に引っかかる

「AmazonSeller Filter」がONのとき。“Amazon”発送の商品しか検索結果に表示されなくなる

　なお、“amazon.co.jp”では12月1日まで“サイバーマンデーセール”が開催中だ。去年紹介したポイントに注意しながら、ぜひ買い物を楽しんでいただきたい。