レビュー
PC版で閲覧中のページをモバイル版へ転送できるChrome拡張「Chrome to Mobile」
Google公式の拡張機能。閲覧ページをPDF化してオフラインで読めるようにすることも
(2014/9/2 11:00)
「Chrome to Mobile」は、PC版「Google Chrome」で閲覧中のWebページを簡単にモバイル版「Google Chrome」へ転送できるGoogle公式の拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v37.0.2062.102で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、PC版「Google Chrome」のオムニバーにあるアイコンをクリックするだけで、閲覧中のWebページをiOS/Android版「Google Chrome」へ送信することが可能。「Google Chrome」標準の機能でも他のデバイスで開いているタブへアクセスすることはできるが、本拡張機能の便利な点は送信したWebページがプッシュされ、モバイル端末へ即座に反映されるところ。読みかけのページを送信すれば、モバイル端末ですぐに続きが読める。
利用するには、まずモバイル端末に「Google Chrome」をインストールし、“Google アカウント”でログインする。このときアカウント画面で“Chromeモバイル転送”が有効になっていることを確認しておこう。
次にPCの「Google Chrome」へ「Chrome to Mobile」をインストールし、モバイル版「Google Chrome」と同じ“Google アカウント”でログインすれば、準備は完了。オムニバーに現れるタブレットとスマートフォンのアイコンをクリックすると、同じ“Google アカウント”でログインしているモバイル端末がリスト表示される。転送先のデバイスを選択して[送信]ボタンを押せば、モバイル端末の「Google Chrome」にPC版「Google Chrome」と同じWebページが表示されるはずだ。
さらに、モバイル端末がインターネットに接続されていなくても閲覧できるようにオフライン用のコピーを同時に送信することも可能。閲覧中のWebページをPDFドキュメント化して、添付送信することができる。PCで調べた待ち合わせ場所のWebページのオフライン用コピーを送信しておけば、万が一、出先でネットワークが使えなくても困らないだろう。
ソフトウェア情報
- 「Chrome to Mobile」
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.1(14/03/13)