REVIEW(10/01/26)
IEで視聴した動画を自動で取り込める動画・画像管理ソフト「AssistCollector」
複数フォルダに散らばった画像と動画をサムネイルで表示し、“タグツリー”で管理
「AssistCollector」は、画像と動画をサムネイルで管理できる多機能なメディアライブラリソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5以降が必要。
複数フォルダ内に散らばった動画を取り込んで、“タグツリー”によって画像と動画を管理可能。また、IEで視聴したYouTubeやニコニコ動画といったWebサービスの動画をキャッシュから自動で取り込み、指定したフォルダへ保存して管理する機能を備えているのが特長。
画面は3ペインのタブ切り替え型で、左下ペインには画像や動画のプレビューが常に表示される。左上ペインと右ペインは、[監視][フォルダ][タグツリー][検索]という4つのタブを切り替えて使う仕組み。基本的に右ペインは左上ペインで選択した画像・動画をサムネイルやリストなどで一覧表示できる。
Web上の動画を取り込むには、まず設定画面の[ブラウザ監視]タブでIEのキャッシュフォルダと取り込むファイル形式を指定し、[自動登録]タブで保存先のフォルダを指定する。次に、メイン画面を[監視]タブに切り替え、左上ペインにある[ブラウザ監視の開始/終了]ボタンと[自動登録の開始/終了]ボタンを押そう。2つのボタンが下向きの三角アイコンになったら準備完了だ。あとはIEで動画を視聴すれば自動で動画を取り込んでくれる。
“タグツリー”を使ってファイルを管理するには、まずメイン画面を[タグツリー]タブへ切り替え、左上ペインに“タグツリー”を表示する。インストール直後はツリーに“ルート”タグのみが表示されているので、タグの右クリックメニューから[配下にタグを作成]項目を選び、必要なタグを作成しよう。
タグを付加するにはファイルの右クリックメニューにある[タグツリーに追加]サブメニューから付加したいタグを指定すればよい。タグは1つのファイルに複数付加することが可能で、複数のファイルを選択して一括でタグを付加することも可能。“タグツリー”では選択したタグ以下の全ファイルが右ペインに表示される仕組み。
さらに、メイン画面を[検索]タブに切り替えることで、詳細な条件を指定したファイル検索もできる。検索条件はファイル名や拡張子のほか、ファイルサイズや作成日付、登録日付の範囲を指定することが可能。
そのほか、本ソフトで管理している動画のファイル形式を変換する機能も備えている。
- 【著作権者】
- N.Naga 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.6.1(10/01/25)