REVIEW(10/01/28)
Thunderbirdのメールヘッダー画面へコンパクト表示機能を追加「CompactHeader」
ヘッダー画面の表示カスタマイズ機能も充実、ボタンの追加・削除などにも対応
「CompactHeader」は、「Thunderbird」のメールヘッダー画面へコンパクト表示機能を追加する拡張機能。「Thunderbird」v3.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Thunderbird」v3.0.1で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Thunderbird”からダウンロードできる。
もともと「Thunderbird」v2ではメールヘッダー画面のコンパクト表示機能を搭載していたが、「Thunderbird」v3では削除されてしまった。「Thunderbird」v3でもヘッダーのコンパクト表示機能を利用したい場合は、本拡張機能を利用しよう。メールヘッダー画面の左側に追加される[+][-]ボタンを押せば、メールヘッダーの詳細情報と要約情報を折りたたみ表示で切り替えられる。[Shift]+[H]キーで切り替え表示することも可能。
さらに、メールヘッダー画面のカスタマイズ機能も充実しており、設定画面ではコンパクト表示の際の挙動を細かく設定可能。また、メールヘッダー画面の右クリックメニューから[カスタマイズ]項目を選択することで、メールヘッダー画面にあるボタンの配置をカスタマイズできる。とくに、ボタンの配置カスタマイズ機能は、ボタンの追加や削除・並べ替えといった、ツールバーアイコンのカスタマイズ機能に準じた機能を備えており、自分の好みに合ったボタン配列へと変更できて便利だ。
お勧めの設定は、設定画面上の“Display two lines in compact view”と、[表示]-[ヘッダ]-[すべて]メニューのチェックをONにするというもの。こうしておけば、コンパクト表示モードでもボタンを利用できる上、メールヘッダーの全内容表示とコンパクト表示を簡単に切り替えられる。
- 【著作権者】
- jmozmoz 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.4(09/12/11)