REVIEW(10/09/06)
ポメラからEvernoteやGoogle ドキュメントへ手軽にテキストを転送「PomemoSide」
ポメラで書いたテキストはWebサービスを利用して一元管理するのがお勧め
「PomemoSide」は、携帯型デジタルメモ端末“ポメラ”で編集したテキストファイルを、“Evernote”または“Google ドキュメント”へ転送できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。
ポメラで編集したテキストは、“Evernote”や“Google ドキュメント”といったWebサービスへ逐一転送して、一元管理するのがお勧め。ポメラとWebサービスの2箇所にファイルを分散保存しておけば簡易的なバックアップになる上、Web上から参照や検索も容易になる。また、ファイルがあちこちに散らばってしまうこともない。しかし、この転送作業を毎回手動で行うのは億劫だ。
そこで、お勧めなのが「PomemoSide」だ。本ソフトを利用すれば、ポメラで書き溜めたテキストを“Evernote”や“Google ドキュメント”へ簡単にアップロードできる。前回のアップロード後に更新されたテキストのみをアップロードすることも可能で、最初に設定さえ行っておけば、アップロードの際に必要な手間を大幅に省けて便利。“ポメラ”シリーズの全機種に対応しているので、ぜひ試してほしい。
利用するにはまず、ポメラとPCをリンクした状態で、メイン画面の“アップロード条件指定”エリアへポメラで編集したテキストが保存されているパスを指定する。このパスは最大10個まで登録可能だ。
次に、メイン画面の[設定]ボタンを押して設定画面を開こう。ここでは“Evernote”のWindows用クライアント「Evernote for Windows」をインストールしたパスや、“Google ドキュメント”の利用に必要なGoogleアカウントの設定を入力する。どちらか一方しか利用しない場合は、利用しないサービスの設定を省略してもよい。
続いて、メイン画面へ戻って“アップロード先”のラジオボタンを“Evernote”または“Google ドキュメント”のどちらかに設定する。あとは[アップロードボタン]を押せば、指定したパスに存在するテキストが指定したアップロード先へ自動で転送される。
- 【著作権者】
- solata 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.1.0.1(10/08/30)