REVIEW(10/09/09)
クリップボードの内容をワンクリックでFTPサーバーへアップロード「ClipUpload」
FTPサーバーの代わりに“Imgur.com”や“Pastebin.com”を利用することも
「ClipUpload」は、クリップボードの内容をFTPサーバーへアップロードできるタスクトレイ常駐型ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すれば、専用のタスクトレイアイコンをクリックするだけで、手軽にクリップボードの内容をFTPサーバーへ転送できる。[PrintScreen]キーでキャプチャーしたデスクトップのイメージをFTPサーバーへメモ代わりにアップロードするといった用途に便利だろう。
利用するにはまず、設定画面でFTPサーバーのアドレス、認証情報、ファイルを保存するパスなどを入力しよう。さらに、ファイルを保存するパスがWebサーバーで公開されている場合は、設定画面の“HTTP:”欄へアップロード先のフォルダに対応する公開URLも入力しておこう。そうすれば、アップロード作業の完了後に、クリップボードへ公開URLがテキストとして格納される。たとえば、FTPサーバーを介してメールで巨大なファイルをやり取りする場合に便利だ。
アップロードの際は、クリップボードの内容がテキストデータや画像データならば“clip(連番).(拡張子)”という名前のファイルとして保存され、クリップボードにファイルが格納されていればそのファイルがそのままアップロードされる仕組み。なお、編集部にて試用したところ、フォルダのアップロードには対応していないようだ。
そのほか、本ソフトでは自前のFTPサーバー以外の外部サービスを利用することも可能。その場合、画像データは画像共有サービス“Imgur.com”、テキストデータはテキスト情報の共有サービス“Pastebin.com”が利用される。
- 【著作権者】
- Angelo Geels 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.23(10/08/21)