NEWS(12/10/31 16:37)
CPUが“SLAT”に対応しているかを簡単にチェックできる「MachineSLATStatusCheck」
Windows Phoneのエミュレーターなど“Hyper-V”依存ソフトの動作要件チェックに
「MachineSLATStatusCheck」は、CPUが“SLAT”に対応しているかを簡単にチェックできるツール。Windows 8に対応するフリーソフトで、“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。
“SLAT(Second Level Address Translation)”とは、ゲストOSとホストOSの間で行われる物理メモリのアドレス変換をハードウェアによって行う仮想化支援機能の一種。仮想化にあたってボトルネックとなりがちなアドレス変換処理を大幅に高速化する機能で、Intel製CPUでは“EPT(Extended Page Table)”、AMD製CPUでは“NPT(Nested Page Table)”と呼ばれている。
「Windows 8 Pro」以上の64bit版Windows 8には、仮想化技術“Hyper-V”のサブセット“クライアントHyper-V”が搭載されているが、利用には“SLAT”が必須とされている。そのため、「Windows Phone SDK 8.0」に含まれるエミュレーターなど“Hyper-V”に依存するソフトを利用するには、“SLAT”対応のCPUが必要となる。
Intel製CPUの場合、“Core i”シリーズのプロセッサーであれば基本的に“SLAT”が利用可能だが、“Celeron”“Pentium”でも一部モデルナンバーでサポートされているようだ。いちいちモデルナンバーを調べて検索するのは手間なので、本ソフトのような簡易チェックツールを役立てていきたい。
- 【著作権者】
- madhuv 氏
- 【対応OS】
- Windows 8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(12/10/26)