REVIEW(12/11/06)
“SLAT”に対応、CPUが備える仮想化支援機能をチェックできる「VirtualChecker 3.0」
Intel VT-x/AMD-V、Intel 64/AMD64、Intel XD/AMD NXへの対応を手軽に確認できる
「VirtualChecker」v3.0は、仮想化支援機能に関するCPUの対応状況を手軽にチェックできるツール。Windows 2000以降(32bit版および64bit版)に対応するフリーソフトで、“OpenLibSys.org”からダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、仮想化支援機能“Intel VT-x”および“AMD-V”への対応状況、およびそれが有効化されているかどうかを簡単にチェックできる。
加えて、最新版のv3.0では“SLAT(Second Level Address Translation)”の対応状況を判定できるようになった。64bit拡張アーキテクチャー“Intel 64”“AMD64”への対応の有無、“DEP(Data Execution Prevention:データ実行防止)”機能“Intel XD”“AMD NX”への対応の有無をチェックすることも可能。
たとえば、“DEP”への対応は「Windows 8」のシステム要件に含まれている。また、“SLAT”への対応や64bit命令セットへの対応は、「Windows 8 Pro」の仮想化技術“クライアントHyper-V”を利用するために必要。「Windows Phone SDK 8.0」に含まれるエミュレーターなどの動作要件でもある。本ソフトをUSBメモリなどへ忍ばせておけば、このようなシステム要件のチェックに役立つだろう。
- 【著作権者】
- OpenLibSys.org
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012(32bit版および64bit版)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0(12/11/04)