レビュー

「CrystalDiskMark」を自動で設定を変えながら連続実行できる「DiskMarkStream」

テストの種類やテストするドライブ、測定データのサイズなどを変更して連続実行

「DiskMarkStream beta」v0.4.9

 「DiskMarkStream beta(以下、DiskMarkStream)」は、ドライブベンチマークソフト「CrystalDiskMark」を連続自動実行できるソフト。Windows XP/7/8上の「CrystalDiskMark」v3.0.2に対応するフリーソフトで、SourceForge内のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4が必要。

 CrystalDiskMarkを自動操作し、テストの種類やテストするドライブ、測定に利用するデータのファイルサイズなどを変更して連続ベンチマークテストを行える。テスト結果はテキストファイルとテスト結果を表示したCrystalDiskMarkのスクリーンショットのほか、全テストの結果をまとめたCSVファイルで出力可能。

 利用するにはまず、ベンチマーク設定を記述したCSVファイルを用意する。CSVファイルの書式は「DiskMarkStream」に同梱されている“readme_jp.html”やサンプルファイル“samplemacro.csv”を参考にするとよいだろう。次に、「DiskMarkStream」を起動し、[マクロを取り込む]ボタンから設定を記述したCSVファイルを読み込む。

 最後にCrystalDiskMarkを起動し、「DiskMarkStream」上の[計測に進む]ボタンを押せば自動操作が行われる仕組み。ただし、計測する際はCrystalDiskMarkのウィンドウ全体がほかのウィンドウなどで隠れずに表示されている必要があるほか、「DiskMarkStream」がマウスカーソルを自動操作する仕組みのため、計測中にマウスカーソルを動かすと正常に実行できないことがあるので注意。

ソフトウェア情報

「DiskMarkStream beta」
【著作権者】
EMO 氏
【対応OS】
Windows XP/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.4.9(13/03/14)

(長谷川 正太郎)