いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】このデータ、訳あり! エクセルのセルにメモを付けるテク
2017年7月5日 06:55
Excel(エクセル)は、仕事や普段の生活で使う機会の多い、最も身近なアプリケーションのひとつです。しかし、「イマイチよくわからないまま使っている」「実は少し苦手……」という人も多いのではないでしょうか? この連載では、いまさら人に聞けないけど、知っていれば必ず役に立つ、Excelを使いこなすためのノウハウを紹介します。
伝言や覚え書きをExcelでも共有したい
同僚とファイルを共有して作業していると、相手への伝言を残したい場合があります。また、自分に対する覚え書きとしてメモしておきたいことも出てくるでしょう。
このようなときは、紙の文書に付箋を付けてメモを残すように、Excelでもセルにメモを残すことができます。
今回は、Excelのコメント機能を利用して、セルにコメントを付ける方法を解説します。
コメントを付けたいセルを選択してコメントを入力する
名簿の中で、無効になっているメールアドレスが入力されているセルにコメントを付ける例を考えてみましょう。コメントを付けたいセル(①)をクリックします。
[校閲]タブ(②)の[新しいコメント](③)をクリックします。
コメント欄が表示されるので、コメントを自由に入力します(④)。
コメントの入力が完了したら、シート上の他のセルをクリックすると、コメントの内容が確定されます。
コメント欄が非表示になっても、コメントが記入されているセルは簡単に識別できます。右上隅に赤い三角形が表示されているセル(⑤)には、コメントが記入されています。コメントがセルの内容を隠したりして作業を邪魔することはないので、便利ですね。
赤い三角形が表示されているセルにマウスポインターを合わせるとコメントが表示され、内容を確認できます(⑥)。
ちなみに、[すべてのコメントの表示](⑦)をクリックしておけば、常にコメントを表示させておくことができます。
コメントを活用して、スムーズな文書のやりとりを
今回はコメント機能を利用して、Excelのシート上にメモを残す方法を解説しました。
表の中にちょこっとメモしたいというときに、紙の付箋と同じように手軽に使ってみてください。共有作業の際は、コメントを有効利用して、重要な情報の伝え忘れを防止しましょう。