いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】セルの左上に表示される緑色の三角形はなに?エクセルのエラーインジケーターを消す方法

セルの左上に表示される緑色の三角形は何?

 Excelで資料を作成している時に、いつの間にかセルの左上に緑色の三角形が表示されて、原因がわからずに困った経験はありませんか。これは「エラーインジケーター」といって、入力された内容についてExcelが「エラーかも?」と判断した時に表示されるマークです。

 エラーインジケーターが表示されたセルをクリックすると、セルの横に[!]マーク(①)が表示されます。このアイコンをクリックするとメニュー(②)が表示され、このメニューからエラーの原因を探ったり、ヘルプを参照したりできます。

 でも、エラーインジケーターが示す内容が必ずしも正しいとは限りません。そこで今回は、入力内容に問題がないのにこのエラーインジケーターが出た時の対処法を解説します。

❶エラーを無視する

 次の「会員名簿」の例では、A列に会員番号を入力することになっています。セルA3に「00001」と入力したところ、セルの左上にエラーインジケーター(①)が表示されました(なお、実際には「00001」の先頭のゼロが省略されないように、数値の先頭に「'」を付けて「'00001」と入力しています)。入力した「00001」という内容は正しいので、このエラーを非表示にしてみましょう。

 セルA3(②)をクリックすると、セルの横に[!]マーク(③)が表示されるのでクリックします。するとメニューが表示されるので、[エラーを無視する](④)をクリックします。

 すると、セルの左上に表示されていたエラーインジケーターが消えました(⑤)。

❷[エラーチェックオプション]で、エラーにしたくない項目を外す

 ❶の方法で、エラーインジケーターをいったん消すことはできますが、もし、そのセルを何らかの理由で編集した場合、再びエラーインジケーターが表示されてしまいます。その都度、「エラーを無視する」という操作をするのは面倒なので、エラーインジケーターが最初から表示されないようにしてみましょう。

 先ほどと同様に、セルA3にエラーインジケーターが表示された状態で、セルA3(①)をクリックすると、セルの横に[!]マーク(②)が表示されるのでクリックします。するとメニューが表示されるので、[エラーチェックオプション](③)をクリックします。

 すると[Excelのオプション]画面でエラーチェックに関する部分(④)が表示されます。[エラーチェック]欄を見ると、[バックグラウンドでエラーチェックを行う]のチェックマークがON(⑤)になっていますね。ここがONになっていると、その下にある[エラーチェックルール]に従ってエラーチェックが行われ、エラーが発見されたらエラーインジケーターが表示されます。

 今回、セルA3に値を入力する際に「'00001」と入力しましたね。これは、[エラーチェックルール]欄の[文字列形式の数値、またはアポストロフィで始まる数値]のチェック項目に該当しています。よって、エラーとして判断されたことがわかりますね。このチェックマークをOFF(⑥)にしてみましょう。

 設定が終わったら、[OK](⑦)をクリックします。

 すると、セルの左上に表示されていたエラーインジケーターが消えました(⑧)。この方法なら、セルを編集するたびにエラーインジケーターが表示されることはなくなります。

 なお、[Excelのオプション]画面で変更した設定は、Excel全体で有効になることを覚えておいてくださいね。

便利でもありおせっかいでもあるエラーインジケーター

 今回は、Excelでの作業中、入力内容に問題がないのにエラーインジケーターが出た時の対処法を解説しました。エラーインジケーターは、エラーの可能性を伝えてくれる便利な機能である反面、こちらがエラーと想定していないのに通知してくるおせっかいな側面もあります。エラーを鵜呑みにしないで、無視したり表示させいようにするなど、臨機応変に対応していくと、より効率的に業務が進むと思いますよ。ぜひ今回の方法を覚えておいて試してみてください。