いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】[書式のクリア]を使うのは悪手 ~書式が崩れた表の効率的な修正法!
2026年7月15日 08:57
崩れた書式はまとめて直すのが効率的
複数の人が入力したデータを集めた表や、ほかのアプリからコピー&ペーストした場合、フォントや罫線、日付や数値などの書式が揃わないことがありますよね。内容は正しくても、文字の大きさや線の種類がバラバラでは、表全体が読みにくく見えてしまいます。
以下は、各受講者から提出された研修受講後レポートを一覧にまとめた例です。一部の行だけフォントが異なるほか、罫線の太さや色、日付、理解度、満足度の表示方法も統一されていません。
このような表を、セルごとに確認しながら直すのは非効率です。表全体で揃えられる書式は一括して変更し、部分的な違いは正しいセルの書式をコピーしましょう。
また、色や種類などが混在している罫線は、いったん書式を消してから設定し直したほうが簡単です。日付や数値の見せ方も、文字を入力し直すのではなく、表示形式を使って揃えられます。どれも簡単な操作ですが、書式の崩れたセルを1つずつ再設定するよりも効率的です。
表全体の書式を再設定する
チグハグな表の印象を手早く整えたい時は、表全体を選択して書式を設定し直しましょう。ただし、[ホーム]タブにある[クリア]-[書式のクリア]を“選択しないこと”がポイントです。
日付がシリアル値で表示されて戸惑いますし、数値の表示形式や、行の高さと列の幅を調整し直す手間もかかります。
書式を設定する順番に決まりはありませんが、フォントの種類とサイズをまとめて設定し直すと、結果がわかりやすいのでおすすめです。なお、セル内の上下の配置の設定は忘れやすいので注意してください。
日付や数値は表示形式で揃える
書式を設定し直したことで、表全体の印象は整いましたが、日付は「2026/6/18」「6月18日」のように統一されておらず、理解度と満足度の小数点以下の桁数も揃っていません。
日付や数値の見え方を揃えるために、同じ値を入力し直す必要はありません。セルの表示形式で整えるのが正解です。セルの内容を保ったまま、“見え方”だけを変更できます。
小数点以下の桁数は[ホーム]タブにあるボタンで簡単に整えられます。ここでは、小数点以下を表示せず、整数のパーセントで揃えます。
ただし、選択範囲内で表示桁数が異なる場合は、[小数点以下の表示桁数を減らす]を1回クリックしただけでは揃わないことがあります。その場合はいったん[小数点以下の表示桁数を増やす]をクリックして表示桁数を揃えてから、[小数点以下の表示桁数を減らす]をクリックします。
効率的に書式をコピーする
同じように見えるセルでも、フォントや配置、表示形式など、細かな設定が異なることがあります。また、セルそのものをコピー&ペーストすると、書式だけでなく値や数式まで上書きされてしまいます。見た目だけを揃えたい時は、[書式のコピー/貼り付け]を利用しましょう。
ただ「書式のコピー&ペースト」は1回だけで済むことは少ないものです。[書式のコピー/貼り付け]ボタンを“ダブルクリック”して、連続して操作できるようにしましょう。操作を終了する場合は[Esc]キーを押します。
書式の違いを1つずつ直すのではなく、まとめて設定できる範囲を見極めることが、効率よく表を整えるコツです。




































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