絶対便利! 新定番の無料ツール
毎日使うものは使い勝手を重視したい!チーム運用にも便利なタスク管理ツール「Microsoft To Do」
2020年1月16日 06:55
いつまでに何をしなければいけないのか、今日は何をすべきか。こうしたタスクは記憶だけを頼りにしていると、なかなか思い出しづらいものです。締め切り直前まで忘れていた、またはタスクがあったこと自体を忘れていた……なんてことになりかねません。
そこで活用したいのがタスク管理ツールなのですが、機能が多すぎて入力が面倒だったり、逆にシンプルすぎて管理しづらかったりで、ツールを使うのすら面倒に感じてしまいます(チーム・グループでタスクを共有するならなおさら)。「ちょうどいい」あんばいのツールはないかと探している方には、ぜひ一度「Microsoft To Do」を試していただきたいですね。
「Microsoft To Do」の魅力は、機能が一通り揃いつつも、UIがシンプルでとっつきやすいところ。タスクの登録方法は、画面右側の入力欄にタスク名を入力するだけ! メモ代わりにタスクを残しておきたいときは、ここで終わらせてもOKです。タスクには期限日、アラームなども設定できるので、タスクを見逃したくないときなどに利用しましょう。
“タスクを登録したけれど、今日は何をすればいいんだっけ……”と迷ったら、[今日の予定]→電球アイコンをクリック。すでに期限日を過ぎているタスクや、最近追加したタスクなどがサジェストされるので、今日やっておきたい項目の[+]をクリックします。これで、今日やるべきことが一覧できます。1日の始まりに済ませておくと、やるべきことが明確になるので、集中してタスクに取り組めます。
また、複数の工程を経る大きなタスクは、どこまで終わったのか把握しづらいかと思います。そんなときは、登録済みのタスク→[+ステップの追加]をクリックして、タスク内に子タスクを増やしましょう。ただ、工程が多すぎるタスクを扱うには、本ツールは力不足。ほかのツールを使ったほうが、効率よくタスクを管理できるかもしれません。
取引先・案件ごとなどにタスクを整理したいときは、「リスト」機能の活用がおすすめ。画面左下の[+リストの追加]をクリックしてリストを作ると、リスト内にタスクを登録できます。
画面左側に作成したリストが並び、リスト名をクリックすると、リスト内のタスクが表示されます。ドラッグ&ドロップでタスクを別のリストへ移すこともできるので、整理の手間はかかりません。また、[今日の予定]の電球アイコンをクリックすると、全リストのタスクがサジェストされます。締め切りが迫っているタスクを見落とす心配もありません。
リスト用のURLを発行すれば、複数のユーザーとリストを共有できるうえ、各タスクの担当者を割り当てられるのも魅力です。共有時の操作も機能もわかりやすく、本ツールの使い方をチームメンバーへ教える労力も少ないはず。チームでタスクを簡単に管理しておきたい、というニーズに応えてくれる機能です。
ほかにも、タスクにスターを付けて重要なタスクだけをチェックできるようにしたり、Android/iOSアプリが用意されていたりと、便利な機能が揃っています。細かな進捗の管理は不得手ですが、なるべく手間をかけず、ざっくりタスクを管理したい人にとっては、「Microsoft To Do」はおすすめのツールです。