絶対便利! 新定番の無料ツール
高解像度でもズレなく効率的にスクリーンショットを撮りたい人におすすめ!「PriScVista」
2020年1月10日 06:30
パソコンで文書を書く際、意外とよく使う画面キャプチャー(スクリーンショット)機能。システムテストのレポート用やツールのマニュアル用に記録したり、乗換案内や地図のメモ代わりに使ったりといった形で活用されている方が多いのではないでしょうか(われわれのようなライター・編集者も重宝しています!)。
画面キャプチャーソフトは、長い歴史を持つソフトが多いのですが、その中には特定の環境でうまく動作しないものもあります。特に困るのが、ウィンドウ単体を撮りたいときです。
狙ったところをズレなく撮れる「PriScVista」
例として、画面キャプチャーソフトの定番「WinShot」でウィンドウ単体の画面キャプチャーを撮ってみましょう。Windows 10では、以下の画像のように、ウィンドウの外側の余計な部分まで入ってしまいます。
また、Windowsの設定でテキストやアプリを拡大表示している場合は、ソフトが正確なウィンドウ位置・サイズが判定できないのか、見当違いの場所を撮ってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、「PriScVista」です。このソフトなら、最新のWindows 10環境でも、きちんとウィンドウ1枚1枚を保存してくれます。先ほどの拡大表示設定でも大丈夫。位置やサイズは1ピクセルたりともズレません。
使い方は簡単です。ソフトを起動したら、[PrintScreen]キーでデスクトップ全体を撮影でき、[Alt]+[PrintScreen]キーで特定のウィンドウだけを撮影します。どちらもWindowsの標準機能と同じ操作なので覚えやすいですね。設定を変更したいときは、通知領域のアイコンをクリックします。画面キャプチャーにマウスカーソルを含めたいときも、ここから設定を切り替えます。
ソフトはダウンロード後、圧縮ファイルを展開するだけで使えるのもうれしいところ。管理者権限が不要なので、仕事用の環境でも利用しやすいのではないでしょうか。
画面キャプチャーは自動保存がおすすめ
初期設定では、画面キャプチャーしたデータはクリップボードにコピーされます。これをいちいち「ペイント」アプリに貼り付けて保存するのは面倒なので、自動で保存するように設定を変更しておきましょう。[設定]ダイアログボックスで[キャプチャ出力先]を[ファイル保存]に設定すると、画面キャプチャーが画像として保存されるようになります。
まとめ
そのほか、ホットキーの設定変更やWindowsへのログイン時に自動起動するなど、細かな設定も可能な「PriScVista」。Windowsの標準機能で画面キャプチャーを撮っている人や、今使っている画面キャプチャーソフトに物足りなさを感じている人なら、ダウンロードしておいて損はありません。