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Microsoft Teamsの不調で会議が始まらない!? 大事なミーティング前のテストは必須
2022年12月26日 06:55
「声が聞こえません。」「カメラが写ってないですよ。」など、Webミーティングでありがちなやり取りですよね。しかし、マイクやカメラの調整には割と時間をとられます。複数人が参加していれば全員分の時間を無駄にしてしまいますし、取引先との打ち合わせで手間取ったら余計なマイナスイメージを与えかねません。
今回は、Microsoft Teamsで会議への参加する際に気を付けたいマイクとスピーカー、カメラの設定をチェックしたいと思います。また、自宅作業時などで、実際の背景を隠したい時に利用する「バーチャル背景」の設定も見直しておきましょう。なお、Webミーティングの参加する直前の画面でも設定は変更可能です。
マイクとスピーカー、カメラの接続タイミングに注意
接続されているのに音が出ない、声を拾わない、カメラも写らないということありますよね。会議室に集まってWebミーティングする時など、普段と異なるセッティングで発生しがちな問題です。Teamsの設定画面を確認しましょう。
USB接続の機器がパソコンに認識されていても、前回の設定から変更されずにTeamsのアプリからは見えていない可能性があります。機器を接続するタイミングに注意してください。
「テスト通話」を活用する
マイク、スピーカー、カメラを正しく設定できたら「テスト通話」を試しておくことをオススメします。設定画面の[テスト通話を開始]をクリックすると、通話の品質をテストする旨のアナウンスが流れます。
この時点で何も聞こえなければ、スピーカーの設定が間違っている可能性があります。消音(ミュート)されていないか、音量が小さすぎないかなどもチェックしましょう。あわせてカメラの映像も確認可能です。
男性の声で話しかけられるので、サポートセンターにつながったように思えますが、自動応答メッセージなので、何度試しても大丈夫です。マイクに向かって話しかけるように促されるので、会議中と同程度の大きさで発声してください。一時的に録音された自分の音声が再生されます。
自分の声が小さく感じるようなら、まずはマイクの位置を調整してください。それでも解消しない場合は、Windowsのマイクの音量を確認します。タスクバーのスピーカーのアイコンを右クリックして[サウンド]を選択し、利用するマイクのプロパティを確認します。
なお、Teamsの画面上部にある検索欄に「/testcall」と入力しても「テスト通話」できます。
Webミーティング中に設定を変更する
Webミーティングに参加してから不具合が発覚した時にあわてないように対応方法も知っておきましょう。ひとりで「今すぐ会議」を試してみてください。画面上部の[その他]-[デバイスの設定]から設定を変更可能です。
バーチャル背景を設定する
バーチャル背景は、Webミーティングへの参加前か、参加中の画面から変更します。一度設定すると、次回以降も引き継がれるので、事前に変更したい場合は、ひとりで「今すぐ会議」して変更しておきましょう。