残業を減らす!Officeテクニック
Webページ全体の超縦長スクショを見やすくPowerPoint/Wordへ張り付ける方法 ~面倒な分割作業を簡単に
2023年7月10日 06:55
業界を問わず開発や企画、営業などの職種では、Webサイトについての説明資料を作成することがあるのではないでしょうか。Webブラウザーの標準機能うあ拡張機能などを使えば、Webページ全体のスクリーンショットも簡単ですが、問題は撮った後です。
スクリーンショットをそのまま印刷、もしくはWordやPowerPointで利用すると思いますが、おそらく以下のような状態になってしまい、分割するのが面倒だと感じるはずです。
1ページの縦の長さにあわせて縮小されてしまうため、写真加工アプリで分割するか、WordやPowerPointの「トリミング」機能を使っているのではないでしょうか。本来は以下のようにしたいはずです。
この問題、実はWindowsに標準でインストールされている「ペイント」アプリで対処できます。たたし、「Adobe Acrobat Reader」はインストールしておいてください。Acrobat Proをインストール済みの人はさらに簡単です。
「ペイント」アプリでページ設定する
縦に長いスクリーンショットを「ペイント」アプリで開きます。A4縦の用紙で、画像のサイズが横幅いっぱいになる程度にページ設定しましょう。[ページ設定]ダイアログボックでのページ数の設定がポイントです。
PDFファイルの画像をコピーする方法
PDFではなく、分割したページを画像ファイルとしてWordやPowerPointなどに貼りたい時は、画像を選択して右クリックです。「Adobe Acrobat Pro」を使っているなら画像ファイルとして書き出すだけです。
「Adobe Acrobat Pro」の場合は、PDFファイルの各ページを画像ファイルとして書き出せるので、以下のように操作します。
Webページ全体のスクショを撮るには
Webページ全体のスクリーンショットを撮影するには拡張機能を使うことが多いと思いますが、「Google Chrome」のデベロッパー ツールを利用してスクリーンショットを撮る方法を紹介します。以下の方法で、Webページ全体を画像ファイルとして保存できます。コマンドを「full」で検索して機能を呼び出すと簡単です。開発ツールが日本語化されている場合はツールの検索時に「フル」と入力してください。
なお、「Microsoft Edge」や「Firefox」には標準機能としてWebページのスクリーンショット撮影機能が搭載されています。