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視野の欠損がないかを自分で簡易チェック「緑内障自己テスト」

気づかないうちに病状が進行しやすい緑内障などの早期発見に

(10/08/10)

「緑内障自己テスト」v1.1「緑内障自己テスト」v1.1

テスト結果を座標で表示テスト結果を座標で表示

 目の病気などによる視野の欠損がないかを自分で簡易チェックできるソフト。気づかないうちに病状が進行しやすい緑内障などの早期発見にお勧め。

 テストの仕組みは簡単。ポップアップ表示される手順説明に従い、まず視界に必ず存在する“盲点”を調べ、PC画面と目の距離を適正化する。次に、ウィンドウ中央に表示される赤い十字マークを片目だけで見て視点を固定し、一定の秒間隔で周囲に現れる縦縞の白い四角形が見えたらすぐ、ウィンドウ上のどこでもいいのでクリックする。これを数十回繰り返せばテスト終了。途中クリックしなかった場所、つまり四角形の見えなかった場所が、視野欠損のおそれがある箇所として座標表示される。

 視野の分割数や四角形の表示間隔などは変更可能。標準設定のままだと視野は20×15分割、四角形は2秒おきに表示され、片目のテストにクリック300回、約10分かかることになる。そのため最初は分割数を少なめにしてチェックし、視野のどこかに違和感があれば、分割数を増やして細かく調べるようにするといいだろう。視野範囲を上側・下側・内側・外側にそれぞれ絞ってテストする機能もある。

 なお、本ソフトはあくまで簡易チェックであり、医師の診断の代わりにはならないことに注意。チェックの結果、少しでも気になることがあれば早期に眼科のある医療機関を受診しよう。

【著作権者】
吉澤 潤 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(10/08/02)

(川原 徹也)