カーソル位置の文字列を取得「ポイント位置の文字列取得」
通常コピーできない文字列を取り込んでクリップボードへコピー
(10/11/26)
マウスカーソル位置の文字列を取得できるソフト。ウィンドウのタイトルバーやメッセージダイアログに加え、エクスプローラのフォルダツリーやファイルリスト、さらに「デバイス マネージャ」のツリーやリストといった通常はコピーできないほぼすべての文字列を取得することができる。
起動すると、上下2段に分かれたテキストボックスが現れる。まずウィンドウ左上にある[開始]ボタンをクリックして、取得したい文字列がある場所へマウスカーソルを移動しよう。すると上段のテキストボックスにはマウスカーソルがポイントしている文字列のみが表示され、下段のテキストボックスにはマウスカーソルがポイントしているウィンドウクラス内のすべての文字列が表示される。
たとえば、エクスプローラのフォルダツリーの場合は、上段にはマウスカーソルがポイントするフォルダ名のみが表示され、下段にはそのフォルダ以下のフォルダ階層すべてが表示される仕組みだ。取得したい文字列が表示されたら、[ESC]キーを押すことで確定できる。クリップボードにコピーしたい場合は、テキストボックスの文字列を選択して右クリックメニューなどからコピーすればよい。
またIEなどのWebブラウザーで開いているWebページやHTMLファイルの場合は、マウスカーソル位置のHTMLタグを取得することも可能。ただし、「Firefox」や「Google Chrome」などには対応していないので注意。
取得した文字列は、フォルダツリーやファイルリストなど種類に応じてインデントやタブ文字が挿入されるため、「Microsoft Excel」へ見やすい形式で貼り付けることができる。またオプションにより、[ESC]キーで確定と同時にクリップボードへコピーすることも可能。
- 【著作権者】
- エムティ・ソフト 氏
- 【対応OS】
- Windows 98/2000/XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.12(10/05/20)