無料かつサウンド面の機能が揃った隙のないミュージックプレイヤー「MusicBee」

「MusicBee」

　『人気ソフトはここがすごい！』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。

　今回は、海外製の多機能ミュージックプレイヤー「MusicBee」を取り上げます。海外製かつ多機能と聞くと、使いこなせれば便利だろうけど使い方を覚えるまでが一苦労しそうでおっくう、と感じるかもしれません。しかし、本ソフトは日本語に対応しており、UIもわかりやすく直感的に操作できるため、使い方で苦戦を強いられることはないでしょう。

初回起動時に日本語を設定可能。インストール後でもメイン画面左上の“ハンバーガー”ボタン（横三本線のアイコン）→［設定］を選択し、［全般］メニューからでも変えられる

音楽再生画面。画面上部の“音楽”や“再生中”タブで表示や機能を切り替え可能

　本ソフトは、高性能かつ機能を豊富に備えている点が魅力。音楽CDのデータをパソコンに取り込む際にCDデータ比較用データベースサービス“AccurateRip”と連携することで、高品質なリッピングを行えるほか、サウンドドライバー規格の“ASIO”や“WASAPI”排他モードに標準で対応しており、パソコンが対応していれば楽曲を高音質で再生できます。

設定画面から“WASAPI”排他モードや“ASIO”を選択できる

リッピング時の設定も細かく決められる

　見た目を自分好みに変更しやすいのもポイント。画面のレイアウトや配置する要素を変更するだけでなく、背景色を“スキン”から選択したり、フォントの種類まで細かく設定できるので、自分にぴったりのデザインにしてみましょう。

画面の各パーツごとにどんな要素を置くかなどを設定可能

フォントも変えるなどして好みのデザインに仕上げよう

　15バンドのイコライザーでレベルを細かく設定できるなど豊富な機能も試しながら、自分がストレスなく音楽鑑賞ができる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

イコライザー機能も搭載している

画面を小さくする“コンパクトプレーヤー”や“ミニプレーヤー”でデスクトップのスペースを有効活用することも