人気ソフトはここがすごい!

いろんな方法でファイル・フォルダー名を一括リネームする「Flexible Renamer」

連番やタグ情報の追加など多彩なリネーム方法でPC内をスッキリ見やすく

「Flexible Renamer」

 『人気ソフトはここがすごい!』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。

 複数のファイル・フォルダー名に連番を付けたり、名前の先頭を大文字にするといった編集を自動、かつ一気に実行してくれるリネームソフトは、大量の写真や楽曲、ドキュメントを整理するうえでなくてはならない存在です。そんなリネームソフトのなかでも機能の多さと操作のしやすさを両立したものが、「Flexible Renamer」です。

“ファイル指定”をクリックした後、ファイル・フォルダーをウィンドウ内にドラッグ&ドロップするとリネーム対象を選択できる
“フォルダ指定”では左ペインにツリー表示したフォルダーからリネームしたいファイルの入ったフォルダーを選べる

 「Flexible Renamer」は、さまざまなリネーム方法を備えたソフトです。リネームしたいファイルの指定は、直接ウィンドウ上にドラッグ&ドロップするだけでも可能なほか、ファイルの種類やタイムスタンプの日時を指定して絞り込むこともできます。

“タグ・リネーム”をクリックすると、MP3ファイルなどの楽曲情報、JPEGファイルのExif情報、「MS Office」ファイルのドキュメント情報といった、タグ情報が埋め込まれたファイルから対象ファイルの絞り込みを行える

 リネーム方法は、指定したファイル名の末尾や先頭に連番を振ったり、好きな文字列に連番をプラスするものから、名前の語頭を大文字化、小文字化するといった編集も可能。さらに、写真だったら撮影日時や大きさを、楽曲ファイルだったらアーティスト名やアルバム名など、ファイルのタグ情報を使ったリネームも行えます。

リネーム前と後の名前がウィンドウ上に並んで表示され、意図しないリネームも実行する前に気付きやすい
タグ情報をファイル・フォルダー名に反映させることも可能
もし誤ってリネームを実行してしまっても、“元に戻す”をクリックすればやり直せる

 そのほか、連番を付けた空のファイルを生成する機能や、ファイル内のタイムスタンプを書き換える機能なども用意。エクスプローラー風のUIは誰でも扱いやすく、上級者向け機能も充実したおすすめのリネームソフトです。