週刊VRウォッチ

2つの「Leap」が着々と進める、ARヘッドセットの開発・展開

 今週はARデバイス関連、とりわけ2つの「Leap」に関する報道が多くなされました。今年4月にARヘッドセットのプロトタイプ「North Star」を発表したLeap Motion社と、巨額の調達を繰り返す謎のAR企業として知られていたMagic Leap社です。

 Leap Motion社は手と指をトラッキングするセンサー「Leap Motion」を開発・販売しており、直近ではVRヘッドセット「North Star」のプロトタイプをGitHub上で公開しています。「最高レベルの視野角、リフレッシュレート、解像度を誇る」を謳っており、今回アップロードされたデモ動画では現実さながらの精度で、ARを使って卓球をプレイしている様子が映されています。

 一方のMagic Leapは米連邦通信委員会向けの試験文書を提出しており、これはMagic Leapのデバイス「Magic Leap One」のリリースに向けられた準備が着実に進められていることを示しています。

 これら2つの「Leap」は、そのデバイスや思想は異なりますが、どちらもAR市場の盛り上がりに一役買うことは間違いないでしょう。今後の展開も注視していきたいところです。

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Think ITの『週刊VRウォッチ』2018年6月25日版で続きを読む