いまさら聞けない?Windows 10のTips
第31回これからはバージョン番号で対応確認が当たり前に! コマンドでバージョン番号を確認する
Anniversary Updateを適用しないと利用できないアプリなどがあるため
2016年10月5日 06:00
度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。
Anniversary Updateを適用しないと利用できないアプリなどがある
Windows 10の各種機能の中には、特定のバージョンでしか使えないものがいくつかある。たとえば、ペン向けの機能が統合された「Windows Ink」などは、2016年8月にアップデートされたAnniversary Update(バージョン1607)でないと利用できない。
今のところ、Windowsの特定のバージョンでないと動作しないアプリやハードウェアは少ないが、今後、前述したWindows Inkなどの新機能を必須条件とするアプリやハードウェアなどが登場することになれば、自分が使っているのが、同じWindows 10でも、一体、どのバージョンなのかを把握しておかないと困る時代になってくるだろう。
では、どうやってバージョンを確認すればいいのかというと、「winver」というプログラムを利用する。
ちなみに、コルタナに音声で「バージョン番号を教えて」と言っても答えてくれない点は、ぜひマイクロソフトに改善してほしいポイントの1つ。