いまさら聞けないWindows 10のTips

第166回

IPv6で通信できているかを知りたい!

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

WebサービスやWindowsの機能でIPv6への対応を確認する方法

 最近では、“v6プラス”に注目が集まるなど、IPv6を使ったインターネット接続サービスを使う人が増えてきました。

 しかし、普通に使っている限り、IPv6でつながっているのか、従来のIPv4なのかはよくわかりません。場合によっては、現在契約中のインターネット接続サービスがIPv6に対応しているのかどうかが知らないという人もいることでしょう。

 IPv6で接続できているかどうかを確認したいときは、外部のIPv6確認サイトを使うのがもっとも簡単です。たとえば、“http://test-ipv6.com/”などにアクセスすると、IPv6に対応しているかどうかが表示されます。

 また、KDDIのWebページなどでは、右上に、現在、IPv4とIPv6のどちらで接続されているかがアイコンで表示されます。

 このほか、GoogleのIPv6のページ(https://ipv6.google.comなど)にアクセスしてみるのもいいでしょう。

 もちろん、ネットワークのプロパティを確認して、IPv6のアドレスが割り当てられているかを確認するのもいい方法です。

IPv6の確認ができるWebページを利用したり、KDDIのWebページの右上のアイコンなどでIPv6対応を確認できる
「設定」の[ネットワークとインターネット]で[イーサネット]または[Wi-Fi]を選択。接続済みのネットワークを選択すると、プロパティの欄でIPv6アドレスが割り当てられているかどうかを確認できる