いまさら聞けないWindows 10のTips

第255回

ネットが切れて「OneDrive」のファイルが使えない! ~よく使うファイルをオフラインでも使えるようにしておこう

特定のファイルをオフラインでも使えるようにローカル保存しておく

 2017年秋のFall Creators Updateで、「OneDrive」に“ファイルのオンデマンド”機能が追加されました。

 この機能を活用すると、パソコン上にファイル本体を保存しなくても、「OneDrive」上にあるファイルを扱えるようになるため、モバイル用のパソコンなどストレージ容量の少ない機種で「OneDrive」のデータを扱いやすくなりました。

 しかしながら、モバイル環境では、常にインターネットに接続できるわけではありませんので、いざというときに「OneDrive」上にしかないファイルを開こうと思っても、通信できないためファイルを開けないこともあります。

 これに備えるには、特定のファイルを常にパソコン上へ保存しておくようにしておくと便利です。

 現在進行中のプロジェクト、いつも更新するファイルなど、重要なファイルをローカル保存しておけば、万が一インターネットに接続できない場合でも、これらのファイルを開くことができます。

常にパソコン上へ保存しておきたいファイルを右クリックして[このデバイスで常に保持する]を選択
スマホ用アプリでも設定可能。ファイルの右側にあるボタンをタップし、[オフラインで利用可能にします]をタップする