Windowsにまず入れる定番無料アプリ -2018年版-
「Google Chrome」を愛用している方にこそ試して欲しい「Firefox」
スマホ連携機能や“リーダービュー”、スクリーンショット機能などを標準装備
2018年5月1日 06:55
他のWebブラウザーを使っている方に試して欲しい「Firefox」
定番のWebブラウザー「Firefox」の名前くらいは聞いたことがあるだろう。Windows 10に標準搭載の「Edge」や「Internet Explorer」、Googleの「Google Chrome」を愛用している方にこそ試して欲しいWebブラウザーだ。慣れ親しんでいるWebブラウザーからの切り替えに抵抗があるなら、併用からはじめてみてはいかがだろうか。「Firefox」導入時のウィザードに従えば、ブックマークやパスワード、設定などを自動的に引き継ぐことができる。
2017年にリリースされた新バージョン「Firefox Quantum」は、Webページの読み込みが旧バージョンと比較して2倍高速であると謳われ、その速度に関してユーザーからの驚きの声も多い。メモリーの消費量も少なく、大量のタブを開いていても他のアプリの動作を邪魔しないのが特徴だ。
充実の標準機能でスマートフォンとの親和性も高い
「Firefox」には、多種多様なアドオンが用意されているが、目的や好みにより優劣はつけがたい。ここでは「Firefox」の標準機能のうち便利なものをいくつか紹介しよう。まず“タブを端末へ送信”だ。わざわざブックマークするほどではないけど、今パソコンで表示しているWebページの続きをスマートフォンで読みたい、というときに重宝する。
続いて“リーダービュー”。画像や広告などを除去してWebページを表示できる。アドレスバーの右側にリーダービューアイコンが表示されるWebページで有効だ。テキストのみに集中できるメリットのほか、テキストの読み上げも可能だ。
スクリーンショットの機能が標準で用意されているのもありがたい。Webページ全体と表示範囲のみのいずれかを選択して、スクリーンショットを保存できる。縦に長いページ全体のスクリーンショットも撮影可能だ。また、[F12]キーで呼び出せる“開発者ツール”では、スマートフォンやタブレット端末での表示を確認することもできる。