やじうまの杜
“はてぶ”も餌食に ~新レート制限の導入で多くのTwitterアプリ・サービスに影響が出る
審査が完了済みのアプリやレート制限を受けない公式アプリへの移行を
2018年10月24日 14:23
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
昨日より“Twitter API”のPOSTエンドポイントに新しいレート制限が導入されました。これに伴い、多くのアプリやサービスでツイートができないなどの影響が出ているようです。
今回の措置は、スパム行為や望ましくない自動化を防止するために実施されたものです。レート制限内におさまる比較的小規模なアプリやサービスはこれまで通り気軽に開発できますが、それを一定以上の規模でリリースする場合はTwitter社へ制限の解除を申請し、所定の審査を受ける必要があります。
すでに開発が終了していたり、開発が活発ではないアプリ・サービスの場合、開発者がレート制限の解除を申請してくれるとはあまり期待できません。そのため、多くのアプリ・サービスに影響が出ることは予想されていましたが、なかには“はてなブックマーク”のような大規模なサービスでも“申請漏れ”により不具合が発生してしまうケースがあるようです。
Windowsプラットフォームで有名なTwitterクライアントの場合、「Tween」や「Janetter」は審査をパスしているため問題なく利用可能。ただし、「OpenTween」は審査を完了しておらず、レート制限の影響を受けるようです。「OpenTween」に関しては現在申請中のようですので、審査が完了するまで一時的にレート制限を受けない「公式の「Twitter」アプリ」や「TweetDeck」(tweetdeck.twitter.com)、およびそのクローンである「Tweeten」などの利用をお勧めします。
#OpenTweenの投稿系API規制についてですが、Twitter社による審査が完了していないため今日から投稿やふぁぼ等に制限が掛かります
— upsilon🌱 (@kim_upsilon)2018年10月22日
お詫びと訂正:記事初出時、「Janetter」が審査をパスしていないとお伝えしましたが、(株)ジェーンによるとすでに審査をパスしており、問題なく利用できるとのことでした。お詫びして訂正いたします。