やじうまの杜
ググってサイコロを振る裏ワザが“Twitter”で話題に
多面体ダイスにもしっかり対応。TRPGにピッタリ?
2021年1月21日 06:45
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
GoogleのWeb検索には意外な機能があってときどきビックリさせられるのですが、今回紹介するのもそんな機能の一つ。
google先生、2d6で検索すると、ダイスが振れるようになってる…5d6とかで検索しても5個のダイスが振れるのか
— ところてん (@tokoroten)January 16, 2021
99d6まで振れる、100d6はだめだったpic.twitter.com/vOKwgqNlJa
“2d6”というのはテーブルトークRPG(ゲームマスターと呼ばれる進行役とやり取りしながら紙とサイコロで楽しむ形式のロールプレイングゲーム。TRPG)なんかでよく使われる表記で、“6面ダイス(d6)を2個(回)振る”という意味です。
たとえば“10d6”だと10個、“24d6"だと24個転がします。“トンネルズ&トロールズ”(T&T)の戦闘なんかだとサイコロをいっぱい、じゃらじゃら~っと転がせて楽しいと思いますが、“そんなにいっぱいサイコロ持ってないよ!”ってときはGoogle先生のお力を借りてもいいかもしれません。
同じサイコロを同じ個数振るのであれば毎回ググる必要はなく、[Roll]というボタンを押せば振りなおせます。サイコロを振る様子がちゃんとアニメーションで表示されるのも楽しいですね。
ちなみに、“6面ダイス(d6)”っていうのは1から6までの目が出る普通のサイコロです。わざわざ“6面”っていうからには他にもあるわけで、4面体や8面体といった多面体ダイスが知られています。とくに“10面ダイス”なんかは出番が多いのではないでしょうか。2つ転がせば2桁の数字を表せるので、%で表された成功率の判定なんかが簡単なんですよ。
もちろんGoogle先生もこういう多面体ダイスに対応していて(4、6、8、10、12、20の6種類)、[Roll]ボタンの上に並んでいるアイコンをクリックすると追加できます。追加したダイスを削除したい場合は、それをクリックすればOK。にょんとアニメーションして、どこかへ消えてくれます。
こういう多面体ダイスはおもちゃ屋に行けば買えますが、割と珍しいので十分に在庫がなかったり、必要な数をそろえるにはお小遣いが足りなかったりするかもしれません。そんなときはGoogle先生にお願いしちゃいましょう!
では、最後にTRPGに便利な機能をもう一つ。たとえば“2d6+3”のダメージを与える棍棒があったとき、“2d6”をググってサイコロを振り、自分で“3”を足してもいいのですが、[±]ボタンを押して数を指定するとそれを自動でやってくれます。ほんのちょっとだけ、ダメージの計算が楽になるというわけ。この“2d6+3”はリンクで共有することもできるので、計算に困ったゲームマスターがいたならこっそり教えてあげるのもよいでしょう。ちょっと手加減してくれるようになるかもしれませんよ。
しかしこの機能、なぜ“サイコロ”や“ダイス”でググったときには出てこないのでしょう? ちょっと不思議に思いました。