やじうまの杜
Windows 11からWindows 10に戻りたい？ アップグレード後10日以内ならやり直せます！
「設定」アプリのカテゴリが大きく変更されているので注意
2021年10月7日 06:45
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待望の（？）Windows 11がようやく正式リリースされましたね。今週末にでもさっそくアップグレードしてみようと考えている読者も多いのではないかと思います。アップグレードできるようになったデバイスにはMicrosoftから通知があるはずなので、基本的にはそれを待つことをお勧めしますが、どうしても我慢できない！ 手動でアップグレードしちゃうぜ！ という方は、まず既知の問題を確認して、自分の環境に該当しないことを確認してから挑戦してみてください。
しかし、万全を期してアップグレードしてみたものの、アプリや周辺機器が動かない、パフォーマンスが低下する、期待していた新機能が想像とは異なっていたなどの理由で元に戻したくなることがあるかもしれません。
そんな場合でも大丈夫。Windows 11には復元（ロールバック）機能が備わっており、簡単に元のWindows 10環境へ戻すことができます。Windows 10の頃からある機能なので、これにお世話になったことがある方もいるかもしれませんね。
まず、回復機能を利用するには、まず「設定」アプリを起動します。Windows 10は［スタート］画面のクイックアクセスアイコンから「設定」アプリが開けたのですが、Windows 11にはありません。タスクバーの［スタート］アイコンを右クリックして（［Windows］＋［X］キーでもOK）［設定］コマンドを実行するのが一番手軽でしょう。
Windows 10の復元機能は［更新とセキュリティ］－［回復］画面にありましたが、Windows 11では「設定」アプリのカテゴリ分けが見直されており、［システム］－［回復］画面に移動しているので注意が必要です。慣れないうちは「設定」アプリの検索機能で項目を探したほうがよいかもしれませんね。
［回復オプション］セクションにある［復元］ボタンを押すと、Windows 10と同じ復元ダイアログが現れ、元のWindows 10環境へのロールバックを案内してくれます。
ただし、この機能が利用できるのは「アップグレードしてから10日間」のみとなっているので注意（これもWindows 10の頃と同じです）。以前の環境を保存しておくのはストレージをかなり消費してしまいますので、期限が切れると自動でクリーンアップされ、消えてしまいます。Windows 11にアップグレードしたら、それをそのままにしておくのではなく、元の環境がクリーンアップされてしまうまでに一通り使ってみて問題がないか確認しておくことをお勧めします。
