やじうまの杜

イラストを“チカチカ動画”にしてAI学習を阻害するというツールが「X」(Twitter)で人気

作者いわく「気休めです」とのことだが……?

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

イラストや写真をノイズ動画化してAI学習を阻害するWebツール「Grid Noise Animator」

 自分のイラストや写真を生成AIに勝手に使われたくない――そんな方は「Grid Noise Animator」を試してみてはいかがでしょうか。Webブラウザーで動作する無料のツールで、アカウント登録なども必要ありません。



 「Grid Noise Animator」の基本的なアイデアは、イラストや写真を“ノイズ動画化”することでAIによる学習を阻害しようというもの。静止画を16×16~128×128のグリッドに分割し、セルごとに色相・明度・彩度をランダムに変動させることで、動画を停止してもそれぞれのフレームが“意味不明な画像”になります。何らかの加工をすればAIの学習にも使えるでしょうが、そのままでは難しくなりますね。人間が見るとなんかチカチカするだけで、むしろちょっと面白いのがミソです。

 私はちょっと「ウゴツール」のことを思い出しました。

 出力形式はGIFアニメのほか、MP4(H.264)とWebM(VP9)をサポート。ノイズはML(機械学習)耐性重視の[ホワイトノイズ]と、見た目重視の[ブルーノイズ]の2種類から選択可能で、ぼかしや歪みなどのパラメーター調整、透かしの追加などもできます。画像の一部だけを“チカチカ”させたりもできるようですね。

 そのほかにも、[ML学習保護](高周波パターン重畳)という興味深いオプションも。フレームを平均化しても残る固定パターンを埋め込むことで、人間には見えないままAIの特徴抽出を乱すのだとか……。

なんかオプションもいっぱいあるぞ!

 効果のほどは未知数で、作者自身も『気休めです』と謙遜していますが、単に“チカチカ”を楽しむだけでも有用だと感じました。このツールを使ったイラスト投稿もたくさん行われているので、それを見ているだけでもおもしろいですよ!