やじうまの杜
Mozilla、Microsoftの「Edge」押しつけに再度苦言。対応に地域差があることも指摘
調査報告書「Over The Edge 2.0」が公開
2026年7月15日 15:38
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
Windows 10/11にはユーザーに「Microsoft Edge」を使わせようとする好ましくない設計が含まれている――「Firefox」を擁するMozillaは以前からこのようにMicrosoftを非難し、改善を求めています。その根拠として2年前に「Over The Edge」という調査を外部に依頼していたのですが、その新しいバージョン「Over The Edge 2.0」が先日公表されています。
「Over The Edge 2.0」では、以下のようなデザインを“有害なパターン”と認定し、他のWebブラウザーをダウンロード・インストールするのを妨げたり、システム既定に設定させないようにしたり、他のWebブラウザーの継続利用を妨害したりしていないか、Windows 10/11 Homeのさまざまな箇所を調査・評価しています。
- Trick Wording(誤解を招く文言)
- Obstruction(妨害)
- Visual Interference(視覚的な妨害)
- Preselection(事前選択による誘導)
結論としては、いつも通り「Microsoftは依然として、ユーザーが代替ブラウザーをダウンロードしたり、システム既定に設定したり、代替ブラウザーの利用を継続したりするのを妨げている」なのですが、ちょっと興味深いのは地域によってその妨害の酷さ(?)には差異があるということです。
とくに、デジタル市場法(DMA)の規制を受けるEEAの代表として調査されたドイツでは、ほかの地域より有害なデザインパターンが少なかったようです。
報告書は、この地域差をMicrosoftによる意図的な選択だと指摘。Microsoftに対し、有害なデザインパターンの使用をやめるよう提言しています。
なお、調査を依頼したのはMozillaですが、調査結果は研究者自身のものとされています。調査方法やスクリーンショット、公開データベースを使い、自分の目で確かめることもできます。

















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