高機能CAEソフト「Salome-Meca」でいろんな計算のインプットを作成、『Salome-Mecaの歩き方』発売

『Salome-Mecaの歩き方』

　（株）インプレスは7月14日、書籍『Salome-Mecaの歩き方』（著者：川畑 真一）を「インプレス NextPublishing」から発売した。価格は電子版が5,280円、印刷版が6,380円。

　本書は、技術者の知見のアウトプットである技術同人誌を底本とする技術書「技術の泉シリーズ」の新刊。高機能のCAEソフトウェア「Salome-Meca」でさまざまな計算のインプットを作成し、実際に計算するまでの手順を解説している。

　「Salome-Meca」は、仏eDFによって開発された構造解析オープンソースソルバ「Code-Aster」を内包する構造解析GUI。以前まで「eficas」と呼ばれるインプットカードを入力するモジュールで入力データを用意する仕組みだったが、インプットを作成するモジュールが「AsterStudy」に代わり、また各種計算の準備を支援するAssistant機能が搭載されたことで、より簡単に各種計算を準備できるようになった。

　本書では、Assistant機能を使用したインプット生成について、線形静解析、熱伝導解析、熱応力解析、モーダル解析、周波数応答解析に対する手順が詳しく紹介されている。

『Salome-Mecaの歩き方』目次

• 第1章　Salome-Mecaの環境構築
• 第2章　線形静解析
• 第3章　熱伝導解析
• 第4章　熱応力解析
• 第5章　モーダル解析
• 第6章　周波数応答解析（モード法）
• 第7章　周波数応答解析（直接法）