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「Flutter」を自分で1から実装し直してその魔法を理解・体感する解説書が発売

現役大学生が執筆した『再実装Flutter UIフレームワークをゼロから自作する』

 (株)インプレスR&Dは、書籍『再実装Flutter UIフレームワークをゼロから自作する』(著者:速川 湧気)を1月27日に発売した。価格は、電子版が2,750円、印刷版が3,520円。

 オープンソースで開発するモバイルアプリケーションのフレームワーク「Flutter」についての解説書。著者である速川湧気氏は現役大学生でありながら、慶應義塾大学AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)にて「Flutter」を用いたWebアプリ開発の講師も務めている。

 本書では、「Flutter」を自身で1から実装し「Flume」という新たなUIフレームワークを作る。「Flume」を通して、UIフレームワークを支える複雑な世界と、「Flutter」の高速動作を支える差分更新システムの理解を目指していく。

『再実装Flutter UIフレームワークをゼロから自作する』目次

  • 第1章 画面の表示とSkiaによる描画
  • 第2章 Skiaで遊ぼう
  • 第3章 TaskRunnerの実装
  • 第4章 Layerツリーの実装と表示
  • 第5章 RenderツリーからLayerツリーの構築
  • 第6章 色々なRenderObject
  • 第7章 Elementツリー・Widgetツリーの構築1
  • 第8章 Elementツリー・Widgetツリーの構築2
  • 第9章 テキストの表示
  • 第10章 runAppとWidgetsFlutterBinding
  • 第11章 Engineの隠蔽と画面の更新タイミング
  • 第12章 Engineのキー入力対応
  • 第13章 markNeedsPaint()
  • 第14章 markNeedsLayout()
  • 第15章 WidgetにGenericsを適用しよう
  • 第16章 Widgetツリーの差分計算1
  • 第17章 Widgetツリーの差分計算2
  • 第18章 StatefulWidgetとStatelessWidgetの実装
  • 第19章 ○×ゲームを作ってみよう
  • 第20章 ポインターイベントの処理
  • 第21章 アニメーションの実装
  • 第22章 InheritedWidgetの実装
  • 第23章 ○×ゲームを進化させよう