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Microsoft、「OneNote Web Clipper」をオープンソース化

ライセンスはMIT License。“GitHub”のプロジェクトページからダウンロード可能

公式ブログ“OneNote Dev Blog”

 米Microsoft Corporationは8月31日(現地時間)、公式ブログ“OneNote Dev Blog”で、「OneNote Web Clipper」をオープンソース化したことを明らかにした。ライセンスはMIT License。ソースコードは現在、“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 「OneNote Web Clipper」は、閲覧中のコンテンツを簡単に“OneNote”へ保存するためのWebブラウザー向け拡張機能。「Google Chrome」「Firefox」などに対応しており、先日のアップデートで「Microsoft Edge」もサポートされた。機能の一部は制限されるものの、ブラウザーを問わず利用できるブックマークレット版もラインナップされている。

 2014年に初めてリリースされたv1.0は画面全体のスクリーンショットをクリップできるのみだったが、v2.0、v3.0とバージョンを重ねるごとに機能が拡充されていった。特に最新版のv3.0では、v2.0が抱えていた動作が重い問題と保守性の問題を解決するためコードが全面的に書き直されており、完成度が大きく向上している。

「OneNote Web Clipper」(「Microsoft Edge」向け拡張機能)