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Google、オープンソースフォント「Noto」がUnicode標準をフルサポートしたことを明らかに
800言語110,000文字以上をカバー。一貫した美しいグリフを提供できるように
2016年10月11日 13:16
米Google, Inc.は6日(現地時間)、オープンソースで開発されている「Noto」フォントファミリーが“Unicode Standard”で定められたすべてのシンボルをサポートしたことを明らかにした。これにより800を超える言語、110,000を超える文字に対して、一貫した美しいデザインのグリフを提供できるようになった。
「Noto」フォトファミリーは、“No more to fu(豆腐)”を合言葉に5年前開始されたフォントプロジェクトの成果。“豆腐”というのは、テキストをレンダリングする際、フォントデータがない場合に表示される四角い記号のこと。海外のサイトを閲覧した際などに目にしたことがあるユーザーも多いのではないだろうか。
もともと「Android」および「Chrome OS」のために開発されたフォントだが、WindowsなどのOSでも自由に利用することが可能。一括でのダウンロードも行えるが、収録データが膨大なため、地域・言語ごとに分割したバージョンも提供されている。