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Mozillaなどが支援するRust製新ブラウザー「Servo」にWindows向けナイトリー版が登場

並列性、セキュリティ、モジュール性、パフォーマンスを重視

「Servo」

 MozillaやSamsungの支援を受けて開発が進められている新しいWebブラウザー「Servo」のWindows向けナイトリービルドが13日(協定世界時)、初めて公開された。現在、同プロジェクトの公式サイトから無償でダウンロード可能。

 「Servo」は、プログラミング言語「Rust」で開発されているWebブラウザー。組み込み用途を視野に入れつつ、並列性、セキュリティ、モジュール性、そしてパフォーマンスに重点を置いて開発が進められている。対応OSはWindows/Mac/LinuxおよびAndroid。

 あくまでテストとフィードバックの収集を目的としたナイトリービルドであるため、日常的な利用には向かないが、ソースコードからバイナリをビルドしなくても、Windowsユーザーが気軽に「Servo」を試せるようになったのは大きな前進といえるだろう。

「Servo」のWindows向けナイトリービルドを動作させた様子