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“Google マップ”の宇宙コンテンツが拡充、土星の衛星、金星、冥王星など12の天体を追加

土星探査機カッシーニの20年にも及ぶ長い旅の成果

“Google マップ”の宇宙コンテンツが拡充、土星の衛星、金星、冥王星など12の天体を追加 “Google マップ”
“Google マップ”

 米Google Inc.は16日(現地時間)、“Google マップ”に金星や冥王星など12の惑星と衛星を追加したことを明らかにした。土星探査機カッシーニが記録して地球へ送信した約50万枚の映像を再構成したものであるという。

 今回新たに追加されたコンテンツでは、カッシーニの調査で生命が存在する可能性が高いことが明らかになった“エンケラドゥス”、土星最大でメタンの湖をもつ“タイタン”、クレーターと峡谷からなる“ミマス”といった土星の衛星を閲覧することが可能。NASAと欧州宇宙機関(EAS)の画像を処理することで、“エウロパ”、“ガニメデ”、“レア”などの衛星も閲覧できるようになっている。