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EPUB電子書籍の作成ツール「LeME」がWordの図形変換に対応
矢印を含む線、図形、吹き出しの一部が変換可能
2017年10月30日 13:41
EPUB形式の電子書籍ファイルを作成できるツール「LeME」の最新版v0.13が、29日に公開された。今回のアップデートの目玉は、「Word」の図形の変換に対応したこと。矢印を含む線、図形、吹き出しの一部が変換可能だ。
「LeME」は手持ちの「Microsoft Word」文書、プレーンテキスト、画像データをもとに、EPUBファイルを作成できるツール。縦書きの小説から、画像が中心のマンガ・イラスト集・写真集までを広くカバーしており、ウィザード形式で手順をステップバイステップで進められるなど操作もわかりやすい。ライセンス料は2,000円だが無料での利用にも機能制限は設けられておらず、生成されたEPUBファイルの最終ページにアプリのロゴが挿入されるだけなので、電子書籍の制作に挑戦するユーザーが試すにはうってつけのソフトと言えるだろう。
対応OSはWindows/Mac/Linuxで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、メイン画面左上にあるハンバーガメニュー(横三本線のボタン)の[アップデート]コマンドから最新版へ更新できる。
Wordの図形の対応状況をわかりやすくしてみたものの、こうやってみると対応できていない図形が目立ってしまって少し寂しいですね。#LeME_ebookpic.twitter.com/s6RBVzOxLq
— LeME@電子書籍作成 (@LeME_eBook)2017年10月29日
Wordの図の矢印の再現があまりにも雑でしたので、修正してました。それでもとんがり具合とか細部は違うのですが、それなりになったと思います。#LeME_ebookpic.twitter.com/HwzGdphE1S
— LeME@電子書籍作成 (@LeME_eBook)2017年10月21日
ソフトウェア情報
- 「LeME」
- 【著作権者】
- LeME Project
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(イメージ画像が挿入される制限を解除するには税込み2,000円のライセンスが必要)
- 【バージョン】
- 0.13(17/10/29)