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新しくなったデスクトップ向け「Skype」アプリがプレビューを卒業、正式リリース
モバイル向けアプリで導入済みの新機能を大画面で。デスクトップ版ならではの機能も
2017年10月31日 14:47
米Microsoft Corporation傘下のSkypeは30日(現地時間)、新しいデスクトップ向け「Skype」アプリのリリースを発表した。Windows 7、Windows 8、Windows 10(November Updateまで)およびMacで利用できる。
新しいデスクトップ向け「Skype」アプリでは、モバイル向け「Skype」アプリですでに導入されているパーソナライズテーマ、チャットリスト、“@(ユーザー名)”による言及(メンション)といった新しい機能が利用可能。モバイル向けアプリをそのまま移植するのではなく、デスクトップの大画面を活かしたデザインが“Skype Insider”でプレビュー公開され、8月からテストを受けていた。
まずモバイル版との共通機能として、気分や好みによってカスタマイズ可能なテーマ機能が導入。チャットリストでは連絡先を未読やステータス別に整理できるようになった。
そのほかにも、モバイル版と同じくクラウドベースとなっているのも特徴。メッセージや既読・未読がモバイル、デスクトップ、Xboxといったさまざまなデバイスで同期可能で、動作も以前のバージョンよりは軽くなる。また、ファイル、写真、ビデオを最大300MBまでクラウドへアップロード可能。ドラッグ&ドロップで簡単にファイルを共有できるのはデスクトップ版ならではだ。
一方、デスクトップ版独自の機能としては、“@(ユーザー名)”による言及やリアクションをまとめた通知パネルと、チャットで共有されたリンクやメディアを一覧表示するギャラリーが挙げられる。グループチャットやグループビデオでは、アイコンを利用してリアクションを行うこともできる。
また、“Skype Insider”ではアドイン機能がテストされており、いずれは製品版にも導入される予定だ。