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「TeamViewer 13」のベータ版が公開 ~無償の定番リモートデスクトップソフトの次期版
リモート印刷機能のサポートが強化。リモートデスクトップ機能でGPU支援が利用可能に
2017年11月6日 15:55
独TeamViewer GmbHは10月30日(現地時間)、リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 13」のベータ版を公開した。Windows/Mac OS X/Linuxに対応しており、個人の非商用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。モバイル端末を利用したスクリーンシェアリングとリモートコントロールにも対応しており、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも活用できる。個人の非商用であれば無償で利用できるのもメリットだ(それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要)。
「TeamViewer 13」ベータ版における変更点と改善点は多岐にわたるが、同社が特にアピールしているのが「iOS 11」のスクリーン共有だ。最新版の「TeamViewer」はコンパニオンアプリ「QuickSupport」との組み合わせにより、「iOS 11」で新たに追加されたスクリーン録画機能“画面収録”を利用した画面共有が行える。「TeamViewer 13」ではこれに加えAndroid 7.1.1以降を搭載したモトローラのデバイスもサポートされるという。
そのほかにもリモート印刷機能のサポートが強化され、macOSやHP製のプリンターをサポート。GPUによるハードウェアアクセラレーションがリモートデスクトップ機能に組み込まれ、パフォーマンスが向上した。また、ファイル転送機能の改善やデバイス管理コンソールの強化なども行われているという。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」Windows版
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 13.0.3057.87835 Beta(17/10/20)