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フリーのコードエディター「Atom 1.22」、パフォーマンスと使い勝手を向上させる
次期バージョンのベータ版「Atom 1.23」もリリース
2017年11月8日 13:48
米GitHub Inc.は7日(現地時間)、テキストエディター「Atom」の最新版v1.22.0を正式公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。
従来の「Atom」は「Git」プロセスを起動してステータスを取得するまでに時間を要するという問題を抱えていたが、最新版の「Atom 1.22」でこれを解決。ユーザーインターフェイスの定期的なフリーズが削減された。また、「autocomplete-plus」パッケージのデフォルトプロバイダーによるサジェスト処理がネイティブかつ「Atom」とは別スレッドで行われるようになった。その結果、メモリのオーバーヘッドや「Atom」の応答性が改善することができたという。
そのほかにも、「bracket-matcher」パッケージに新しいオプションが導入された。このオプションを有効にすると、編集箇所に対応する括弧(ブラケット)の開始行・終了業が行番号エリアでハイライトされるようになる。また、Markdownを保存した際にプレビューのスクロールが最上部にリセットされなくなるなど、細部の使い勝手が改善されている。
また、次期バージョンのベータ版「Atom 1.23」のリリースもアナウンスされている。「Atom 1.23」ではURIをハンドリングする関数を登録できるようになるほか、コマンドパレットで特定のコマンドを非表示にするためのオプションが導入される。また、パフォーマンスを改善するためのAPI仕様の変更も行われるという。
ソフトウェア情報
- 「Atom」安定版
- 【著作権者】
- GitHub Inc.
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.22.0(17/11/07)