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GitHub、無償コードエディター「Atom」v1.23を正式公開

次期バージョンのベータ版「Atom 1.24」や「Teletype 0.3.0」もあわせてアナウンス

「Atom」v1.23.0

 米GitHub Inc.は12日(現地時間)、テキストエディター「Atom」の最新版v1.23.0を正式公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 今回のアップデートでは、URLハンドラーの仕組みが「Atom」パッケージに導入された。ユーザーが“atom://(パッケージ名)/”から始まるURLを開くことをトリガーとして、さまざまな機能を実行できるようになる。

 そのほかにも、特定のコマンドをコマンドパレットに表示しないようにする機能が追加。また、「GitHub」パッケージがインデックスをロックする仕様を改め、他のツールとの競合問題を解消した。さらにAPIの呼び出しタイミングを見直すことで、同時編集などテキストの編集が集中して行われる場合にパフォーマンスが低下する問題を解決している。この改善は、同日あわせてアナウンスされたチーム開発向けパッケージ「Teletype 0.3.0」の性能改善にも役立つものと思われる。

 また、次期バージョンのベータ版「Atom 1.24」のリリースもアナウンスされている。「Atom 1.24」ではコンテキストメニューが非同期に処理されるようになるほか、コードブロックを折り畳み・展開する際、カーソル位置が表示されたままになるように自動でスクロールを行う機能などが導入されるという。

ソフトウェア情報

「Atom」安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows/Mac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.23.0(17/12/12)