便利な「Excel」ブックの一括処理をまとめた「エクセルのお供：アテンダント」v4.80

「エクセルのお供：アテンダント」v4.80

指定した列にある住所データを都道府県、市区町村、番地などへ分解する機能が追加

　よく使う「Microsoft Excel」ブックの一括処理をまとめたツール「エクセルのお供：アテンダント」の最新版v4.80が公開された。Windows 2000/XP/Vista/7/8/10上の「Excel 2003」以降に対応しており、開発元のWebサイトから無償でダウンロードできる。

　本ソフトはブックやシート統合・分割、2つのシートの比較、複数のブックを横断した検索・置換、フォーマットの一括変換、連続印刷など、「Excel」のブックやシートを扱う上で利用頻度の高い処理、30種類以上をひとまとめにしたツール。機能を拡張した有償版「アテンダントPro」もラインナップされている。

　本バージョンの変更点は、指定した列にある住所データを都道府県、市区町村、番地など最大6つの列へ分解する機能が追加されたこと。たとえば“東京都千代田区神田神保町1-105”という住所データであれば、“東京都”、“千代田区”、“神田神保町”、“1-105”という4つのセルへ分割することが可能。大量の住所データを市区町村単位でまとめたい場合などに役立ちそうだ。

　47の都道府県はもちろん、1,507の市・郡、132の区をデータベース化しており、大字・町名に関しても独自のロジックで分割が行える。分割結果をシミュレーションする機能も搭載されているので、「Excel」ブックを実際に処理へかける前にあらかじめ正常に分割されるかをテストすることが可能だ。

1つのセルにおさめられた住所を都道府県・市区町村・番地など複数セルへ分割