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Mac風のクイックファイルプレビューを実現する「Quick Eye」、Markdown/CSVをサポート

ファイルのメタ情報を表示する“ファイルプロパティペイン”も便利

「Quick Eye」v6.0。ファイルのメタ情報を表示する“ファイルプロパティペイン”を搭載

 ファイルのクイックプレビューツール「Quick Eye」の最新版v6.0が、29日に公開された。今回のアップデートでは、MarkdownファイルとCSVファイルのプレビューを新たにサポート。ファイルプロパティペインを実装するなど、さまざまな改善が盛り込まれている。

 「Quick Eye」は、macOSのファイルプレビュー機能“Quick Look(クイックルック)”をWindowsで再現したツール。ファイルを選択してスペースキーを押せば、その場でファイルの内容をプレビューすることができる。専用のビューワーをわざわざ導入したり起動する必要がないのが手軽でよい。対応形式も豊富で、テキストファイルやオフィス文書など、Windowsでプレビューがサポートされているファイルならば基本的になんでもプレビューできる。

 v6.0では対応するファイル形式がさらに拡充され、Markdownファイルを閲覧した場合は変換後のHTMLファイルを、CSVファイルを閲覧した場合はデータグリッドで内容をプレビューできるようになった。Markdownファイルではソースコードブロックの構文色分けもサポートされている。

Markdownファイルを閲覧した場合は変換後のHTMLファイルをプレビューできる
CSVファイルを閲覧した場合はデータグリッドで内容をプレビューできる

 また、ファイルのプロパティや写真のExif、MP3ファイルのタグといったメタ情報を表示する“ファイルプロパティペイン”が実装された。普段は邪魔にならないように折りたたまれており、プレビュー画面右側のボタンをクリックすれば展開できるほか、プレビューウィンドウから切り離してフロート表示することもできる。

 そのほかにも、全画面表示モードでの使い勝手が向上。従来は全画面表示にしてもプレビューウィンドウ上部のナビゲーションバーが表示されたままだったが、本バージョンでは自動で隠れるようになり、マウスカーソルをホバーさせた時だけ現れるようになっている。

 「Quick Eye」の対応OSはWindows 10 Anniversary Update以降で、現在“Microsoft ストア”からダウンロードできる。価格は480円(税込み)で、無償での試用も可能。また、Windows 7/8.1向けにはインストーラー版「Quick Eye」が無償で提供されている。

ソフトウェア情報

「Quick Eye」ストア版
【著作権者】
(株)クライアントサイド
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
ダウンロード販売 480円(税込み)
【バージョン】
6.0(17/11/29)
「Quick Eye」インストーラー版
【著作権者】
(株)クライアントサイド
【対応OS】
Windows 7/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.0(17/11/29)