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Mozilla、「Firefox」v58.0.1を公開 ~1件の脆弱性を修正

特定のWindows環境下でWebページが表示されない問題も修正される

「Firefox」v58.0.1

 Mozillaは29日(米国時間)、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版v58.0.1を公開した。本バージョンでは、既定のセキュリティポリシーを利用していない特定のWindows環境でWebページが表示されない問題が修正された。また、脆弱性の修正も行われている。

 Mozillaが公開したセキュリティアドバイザリによると、今回のアップデートで修正された脆弱性は1件。ブラウザーUIでサニタイズされない出力があり、任意のコードが実行できてしまうという。脆弱性の深刻度は、Mozillaの基準で4段階中最高の“Critical”となっており、なるべく早いアップデートが推奨される。

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストールされている場合は、「Firefox」の更新機能でアップデートすることも可能。