「Secunia PSI」の提供が終了 ～アプリの脆弱性修正の更新漏れをチェックするツール

Flexera、「Secunia PSI」の提供を終了

　米Flexera Softwareは9日（現地時間）、「Secunia PSI」の提供を4月20日で終了することを発表した。ビジネス向けのラインナップに注力するためだという。

　「Secunia Personal Software Inspector（PSI）」は、システムにインストールされているアプリケーションをスキャンして、脆弱性を修正した最新版がリリースされているにもかかわらずアップデートされていないものをリストアップするセキュリティツール。自動でアップデートを試みることも可能。Flexera傘下のSecuniaブランドで、個人ユーザーを対象に無償で提供されていた。

　本ソフトのダウンロード提供は終了しているが、すでにインストール済みの場合であっても4月20日をもって機能しなくなるとのこと。利用中のユーザーは「Secunia PSI」をアンインストールして、アプリが自動更新機能を備えている場合はそれを有効化しておくことをお勧めする。