Apple、「iTunes 12.7.4 for Windows」「iCloud for Windows 7.4」を公開

「Apple Software Update」

　米Appleは29日（現地時間）、「iTunes 12.7.4 for Windows」と「iCloud for Windows 7.4」を公開した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

　同社が公開したセキュリティ情報によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースでいずれも20件。特権昇格につながる恐れのあるバッファオーバフローや、リモートから任意のコードが実行されたりサービス拒否（DoS）攻撃を招く恐れのあるメモリ破損などが修正された。

「iTunes 12.7.4 for Windows」では“Apple Music”のミュージックビデオ機能がサポート

　また、「iTunes 12.7.4 for Windows」では“Apple Music”のミュージックビデオ機能がサポートされた。“見つける”画面の“ミュージックビデオ”タブから新しいビデオや人気のビデオを探したり、ミュージックビデオのプレイリストを連続再生することができる。

　「iTunes for Windows」および「iCloud for Windows」は64bit版を含むWindows 7以降に対応するフリーソフトで、すでに導入済みの場合は、同社製品のアップデートツール「Apple Software Update」から最新版へ更新することが可能。同社からダウンロードできるインストーラーは未更新だが、しばらくすれば最新版へ更新されると思われる。