「.NET Core 2.0」のサポートは9月1日で終了 ～「.NET Core 2.1」への移行を

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　米Microsoftは20日（現地時間、以下同）、「.NET Core 2.0」のサポートを9月1日で終了することを発表した。「.NET Core 2.1」へのアップグレードを計画する必要がある。

　「.NET Core」のリリースタイプには、“Current”と“LTS（長期サポート）”の2つがある。

　“Current”はフィードバックを反映した新機能や改善の投入が積極的に行われるリリースで、新しい機能を活用したアプリやパフォーマンスを追求する必要のあるアプリに適している。ただし、次のバージョンのリリースから3カ月経つとサポートが終了してしまうため、その都度最新版への移行が必要となる。

　一方、“LTS”は十分に安定した機能やコンポーネントで構成されており、更新プログラムが適用されてもアプリ側に手を加える必要はほとんどない。そのため、頻繁にアップデートするつもりのないアプリのホスティングに適している。

　「.NET Core 2.0」は“Current”リリースであるため、「.NET Core 2.1」のリリース（2018年5月30日）に伴い、3カ月の猶予期間を経てサポートが打ち切られる。後継版の「.NET Core 2.1」はいずれ“LTS”リリースとなる見込みで、最初のリリースから3年もしくは後継版のリリースから1年の間サポートが提供される。